先ず、自分の希望の家を持つと言う事は、色々な選択肢があります。

例えば、出来合いの家である建売住宅やマンションの場合は、所謂、既製品となります。
注文住宅と言う理想の住宅の選択肢もあります。
勿論、既製品かオーダー品かと言う事に関しては、其々に一長一短があります。

其れでも、理想の家となるとやはりと言うか、オーダー方式の注文住宅と言う事になるでしょう。
しかし、この注文住宅と言うのは自らの行動や見聞、其れに知識や調査なども必要になります。
例えば土地の選び方や家の形式や広さなど、上げればキリがないほどに、所謂、注文と言うのが生じてくるのです。

其の中の重要で大事な一つに、建築会社を選択することがあります。

注文住宅を建てるのには自ら選んで建築会社や工務店を選ぶ必要があります。
近年は大手で大規模な一部上場の住宅メーカーもありますが、どっこい地元に根ざしたベテランの大工の棟梁や専門業者、工務店などもあります。

私事ですが、筆者の住んでいる首都郊外の此の辺りは勿論、近年になって急速に新興団地も出来ていますが、其の周辺は今でもヒッソリとした昔からの部落的地域もあり、古いお寺や国分寺跡などもあって往時は政治の中心とまでされたところです。
従って、建築会社である建築関係の仕事や業者というのは、特に建築職人、宮大工さん、工務店などが今でも多く存在しています。

筆者が注文住宅を建てたときも、小難しい設計図などは無いようで、この地域や土地柄にあった造りかたでした。
職人さんも工務店の主人の人柄を信用して仕事をしているようで、現代に考えられるような手抜き工事等とは、凡そ縁の無い世界で仕事をしているような方々でありました。

特に、地元の建築会社や工務店は、昔の職人・棟梁を一寸束ねて組織化したもので、それに人と人とが信頼関係の下で地元に根ざした職人的仕事をしている集団ともいえます。

何より大事な事は出来上がってからのアフターケアと言うもの大事ですし、其の点でいえばご近所の建築会社というのは絶対的な信頼もあるのです。